生産者STORY

 
岩谷産業STORY
 
液体窒素で素材を瞬間冷凍、有効成分を粉末化
岩谷産業株式会社 自然産業本部 健康産業部に聞く
液体窒素で瞬間冷凍。その用途開発の結果、生まれたのが岩谷産業の健康食品ビジネスでした。瞬間冷凍して粉末化という工程のため、加熱せず、通常の粉末化工程で発生する摩擦熱も出ないため、壊れやすい不飽和脂肪酸なども壊れません。同社のすっぽん製品は、25年前の発売時から女性のお客さんに大人気ですが、有効成分を壊さずお届けできるからではと、同社では分析しています。
 
健康食品までの紆余曲折
 
健康食品までの紆余曲折
岩谷産業の健康食品ビジネスは、液体窒素の用途開発の結果生まれたわけですが、第一号の成功までには、紆余曲折があったそうです。
「はじめは、廃棄自動車を瞬間冷凍して処理することまでやりました。ところが、液体窒素のコストが高いので、とても採算が合わない。そこで、付加価値の高いものということで、食品製造に使ってみたらどうか、ということになりました」
食品に取り組むことになっても、紆余曲折はありました。
「ウミヘビをやったんですけどね。なんだか脂臭くてだめでした(笑)」
はじめての成功は、ゴマでした。ゴマをすると油が出て、どうしても練りゴマになってしまいますが、瞬間冷凍してから細かくするので、きれいな粉末になりました。この粉末にでんぷんを加え、「ゴマ豆腐の素」をつくったのです。最初は、宿坊に通い、精進料理に使ってもらうなど、営業面でも苦労したそうです。
岩谷産業の「ゴマ豆腐の素」は、30年来のロングセラーになっており、「いまでは、料亭等のシェアの70パーセントはとっているはず」ですが、「『ゴマ豆腐の素』を使っているなんて、絶対料亭ではいいませんから、表には出てきません(笑)」
 
試行錯誤の末、「素材として、この製法に合うものと合わないものがある」など、少しずつノウハウを蓄えながら、岩谷産業の健康産業部は、陣容を整えていきました。
ゴマの製品化の成功で、健康産業部の基本ポリシーが生まれました。それは、「日本人が昔から食べているもの」を扱うということでした。日本人が昔から食べているものなら、まず間違いはありませんし、健康にもおそらくいいはずです。このポリシーの延長上で、数々の岩谷産業製品が送り出されました。

 
コミュニケーションから商品が生まれる
 
コミュニケーションから商品が生まれる

 

岩谷産業では、「富士の湧水」(ディスペンサー)という天然水も扱っていますが、「活緑青汁」は、そのユーザーからの声を取り上げた結果です。
これも、製法特許の瞬間冷凍、粉末化という岩谷産業の独自技術でつくったもので、通常のミキサーを使う工程に比べ、有効成分を損なうリスクが低いのです。
農薬や化学肥料を使わない特約農場でていねいに栽培された大豆若葉の品質をそのまま、凍結粉砕。「活緑青汁」は、主原料の大豆若葉のβカロチン、ビタミン、鉄や銅などのミネラルをほとんど損なうことなく、お飲みいただけます。
嬉野産緑茶、麦芽糖、胡麻を配合し、青臭さを抑え、自然な甘味、すっきりした飲み口に仕上げました。