内モンゴルとの絆

 
内モンゴルの友人たち
 
内モンゴルの友人たち
アルタイ/ジェルメロードの沙漠化防止のための緑化支援活動に欠かせない人が、もうひとりいらっしゃいます。
通遼市に住んでいらっしゃる烏雲(ウユン)先生です。2000年、私たちが通遼市を訪問したときにもご同席いただき、お話しをしていただきました。
以来、先生に時間があるときには、いつも、私たちのツアーに顔を出していただき、一緒に植林作業もしました。
烏雲先生は、徳島県で生まれました。幼いころ、兄ひとりを残し、家族で旧満州に移住。戦争が終わり、ソ連の侵攻にあい家族は離散。
ひとり、烏雲先生は、蒙古族のご家族に育てられ、教師になりました。その間、中国では文化大革命もあり、大変な苦労をされたそうです。
昭和47年、日中国交回復後、肉親捜しを始め、兄と再会。故郷徳島に一時帰国したのですが、毎日のように中国の教え子たちから手紙が届き、日本では知り合いもおらず、中国に帰ることを決意しました。
育ててもらった中国、モンゴルに恩返しをしよう、モンゴルと日本の架け橋になろうと。
そしていま、沙漠化防止のための緑化活動をすすめていらっしゃいます。日中国交正常化20周年の年、烏雲先生をモデルにしたドラマ「大草原に還る日」が日中合作としてNHKで放映され、文庫本「大草原に還る日」(NHKライブラリー)にもなっています。
B・セルゲレンさん、烏雲先生だけでなく、現地で植林を監督していただいているバガナさん、木の世話をしている現地のご家族など、数多くのモンゴルの方々と知り合い、交流を育んできました。