内モンゴルとの絆

 
豊かになっていくダラス村
 
豊かになっていくダラス村
植林をしている現地のご家族は、木を植え、水やりや枝の剪定など木の世話をし、動物に荒らされないように柵をめぐらせ、日々、体力と根気の必要な作業が続きます。
こんなに大変な作業をしなければならないのに、毎年、植林をしていただく家族を募集すると、数多くの応募が来ると言います。
木が増えることで沙漠化を防ぐことができるのは当然のことなのですが、アルタイ/ジェルメロードの緑化支援活動には別の側面もあります。
管理を続け、木が成長すると、伐採して売り、お金を得ることもできるのです。伐採するというと、せっかく植えたのになぜ? と疑問を感じる方もいらっしゃると思いますが、全部切り倒してしまうわけではなく、また、木を切っても、根や下草が残っているので、土は定着することができます。そして2代目、3代目の木を植えていくのです。
土が定着することで、畑で農作物を作ることができるようになり、木を売ったお金は農機具などの購入費用として、子どもたちの教育費として活用されます。
最初のころ、沙漠化が防げるのはわかっていても、植林する苦労を知っている現地の方々は、なかなか応募しませんでした。しかし、木が成長することで豊かになっていく家族を見て、応募が絶えなくなりました。
いまでは、木を植えることで、木を担保に前倒しでお金を借りることもできるようになりました。
家族が豊かなになり、村全体もだんだんと豊かになってきました。
木が育ち、森になり、「アルタイの森」が周囲の若者のデートスポットにもなっているという話しも聞きました。