内モンゴルとの絆

 
内モンゴルへの列車の旅
 
内モンゴルへの列車の旅
植林ツアーでよく滞在する通遼市。
日本の人はそのまま「ツウリョウ」と読む方もいらっしゃいますが、中国では「Tongliao」=「トンリヤオ」と読みます。内モンゴル自治区のなかでも東に位置する大きな都市で、東は吉林省、南は遼寧省と接する、交通の要所でもあります。北京から通遼市までは陸路で車を走らせるか、列車または飛行機で行く方法がありますが、最近の植林ツアーでは、よく列車を利用しています。夕方、北京から列車に乗って通遼へ。836km、約12時間の旅です。
中国の列車の切符にはだいたい3種類あり、「硬座」というのが普通のシート席、「硬臥」が2等寝台、「軟臥」が1等寝台です。
列車は混んでいることが多く、「硬座」の乗客は、よくここで眠れるなと思うほど、それぞれの格好で横になっています。ひどいときには列車のドアの前で荷物の上で横になっている人もいるほど。そんななか、私たちは、中国の人たちには申し訳ないのですが、「軟臥」、1等寝台を使わせていただいています。
「1等」とは言っても豪華ではありません。日本の寝台車のようにコンパートメントになっていて、部屋のなかには両側上下合計4つのベッドが並んでいます。ベッドには枕もあり、布団も敷いてありますので、それほど辛い旅ではありません。夜行列車なので、景色を楽しめるのは朝ぐらいしかありませんが、それでも、列車の旅は、旅情を誘う味わい深いものです。