重曹生活のススメ

 
それで「重曹生活のススメ」を出版されたんですね。
 
それで「重曹生活のススメ」を出版されたんですね。
いまもそうですけれども、本の企画出版の仕事もやっていますので、海外版権を扱っているエージェンシーさんとおつきあいがあるんですね。
そういう会社にいる仲のいい友だちに、何か「おっ」て思うものがあったら教えてと頼んでいたんです。
そんなある時、「こんな本が出るんですよ」って教えてもらったのが、アメリカ人女性が書いた「Clean House, Clean Planet」っていう原題の本でした。
重曹とお酢、石けん。この3つで、家のなかのことがほぼ全部できる。だから、家のなかから、某大手メーカーが量産している合成洗剤を追い出しましょうという、わりと過激な本だったんです。
この本の企業名指しの部分を全部削除して、日本の現状に合うように、ベーキングソーダは“ふくらし粉”ではなく、重曹と呼んで、出したのが最初の本です。
アメリカだと、ベーキングソーダって、簡単にスーパーで売っているんですね。パンをふくらましたり、クッキーをふくらましたりする材料だから。
けれども日本にはあまりなかった。日本で買おうと思うと、以前は薬局に行って、おじさんに「重曹ください」と言い、おじさんからは「これ、胃薬ですけど、何に使うんですか」といぶかられる。そういう状況から始まったんです。