重曹生活のススメ

 
田舎に還ろうということではなく、都会の中で、自然な生活を目指そうということですか?
 
田舎に還ろうということではなく、都会の中で、自然な生活を目指そうということですか?
田舎に知り合いがいたり、田舎に土地があるのは、とてもいいことだと思う。
自分たちのグループのなかで、二面、三面と、いろんなフェーズを育てていけばいい。あるいは最先端の知恵や工夫を積み重ねていけばいい。大事な部分を忘れなければ大丈夫ではないでしょうか。
田舎に引きこもって、いわばかなり閉じられた集団の中で、唯々諾々と生きていきたいわけじゃない。
都会化されたところに出ていった人っていうのは、自分で自分の生活を組み立てています。ある種の市民としての自己決定権を得たことで、自由になった。それを失いたくないわけですから、田舎に帰るんじゃなくって、田舎も都会もある。そういう生活ですよね。
だからチャンスがあったら土地を預かりましょうと申し上げています。それはすごいことですから。土地があれば、自分の家で出た生ゴミも土に還すチャンスがより増えるのです。
そうやって、どんどん「輪」を完全なものに近づけていくことが大事なんです。畑があればいい? そういうことじゃないと思うんです。それをおいしく食べて、あらたな和食のレシピを生み出すような、そういう文化の最先端のようなことも必要。
自然の素材と人間の工夫のどちらも大事。両方あって「輪」になるのではないでしょうか。