内モンゴルとの絆

 
植林が広がっています
 
植林が広がっています
アルタイ/ジェルメロードが緑化支援を始めたのは2001年です。最初は植林と言っても設備や機材もなく、しかも沙漠に木を植えるわけですから、井戸や水をまく設備もありませんでした。沙漠に穴を掘り、1本、1本、苗を植えていく。大きなトラックや散水車を手配して植林地まで資材や水を運ぶことはできますが、それ以外はほとんどが手作業でした。
植林をしているご家族にお話しを聞くと、雨がよく降るから活着するかというとそうでもなく、前年と同じような気候で、同じように世話をしても、年によって苗木の育ち方が違う、苗木の状態も影響しているのではないかと言っていました。せっかく植えた苗木も根がつかず、枯れてしまうものも多かったようです。
それから約20年。最近は植林も現地住民に認知され、柵を作って木を植えようという方々も増えているようです。それとともに、少しずつ、機械化も進んでいます。
先日訪ねた植林地、ダラス村に住むガルディさんの息子さんは、大変だった植林の経験を活かして、穴を掘る機械をトラクターの後ろにつけ、植林できるように改造、ほかの家族が植林する際も手伝うようになり、仕事になりつつあると言っていました。沙漠が広がっていた内モンゴルの大地に、少しずつですが、森が増えています。