内モンゴルとの絆

 
ノモンハンにも寄りました
 
ノモンハンにも寄りました
以前のツアーで中国とロシアの国境の街・満州里に行ったとき、途中、ノモンハンに寄りました。
沙漠と草原が延々と続く車窓の景色。そこに突然、灰色の平らなドームのようなものがいくつか見え始め、その先に、砲台を積んだ車が置いてありました。
バスに乗っていたガイドの方が、灰色の平らなドームは、かつて、日本軍が戦闘機を隠していた建物だと教えてくれました。
「ノモンハン事件」という名前を聞いたことがある方も多いはず。ノモンハンは、戦時中、日本軍とソビエト軍が衝突した場所です。満州国、モンゴル共和国、ソビエト連邦、日本、それぞれの国の思惑が紛争を起こした、まさにその場所です。
砲台の向こう側には赤い建物があり、そこでは、戦時中の遺物が展示されていました。
ここで日本の人たちが戦っていた……。
現代を生きる私たちには、これが何を意味するのか、理解することすらむずかしくなってしまっていますが、かつて、戦争があったのだという事実だけは忘れてはいけないことなのでしょう。
遺物が展示されている建物の前には砲弾で書かれた「和平」の文字。砲弾は固定されておらず、すぐに動かすことができました。しかし、この文字が消えないようにするのも私たちの役目なのかもしれません。