内モンゴルとの絆

 
定住化しているモンゴルの人たち
 
定住化しているモンゴルの人たち
モンゴルというと、地平線まで続く広い草原とゲルをイメージすることが多いでしょう。
かつてはゲルに住み、季節ごとに移動しながら遊牧民としての暮らしをしていたモンゴルの人たちも、いまでは、定住化政策もあり、ゲルで暮らす人はほとんどいなくなってしまったようです。
これは都会だけではなく、地方に行っても同様で、毎回、内モンゴルツアーに参加しても、ゲルを見ることができるのは、観光施設として建てられたゲルがほとんどです。
ゲルで遊牧民の暮らしをする人が少なくなったのは、内モンゴルだけではなく、モンゴル国のほうも同様に少なくなっているようです。
これは時代の流れだからしょうがないと言ってしまえばそれまでなのですが、地下資源の開発をするために定住化政策をとったのも大きな原因のひとつのようです。
日本でも、里山に囲まれた田んぼと茅葺き屋根の木造住宅、という田舎の風景が失われていっているのと同じことなのかもしれません。
伝統の暮らしと時代の流れ。両方のよいところをアレンジして発展することは難しいことなのでしょうか。