内モンゴルとの絆

 
森を蘇らせるために
 
森を蘇らせるために
私たちが支援している植林地では、ある程度成長した木を伐採します。伐採してしまったら意味がないのでは?と、疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、成長することで隣り合っている木がお互い干渉し合うのを防ぐためにも、伐採したほうがよく、木材として販売することもできるので、環境保全だけでなく、現地の方々、木を管理している方々の経済的支援の側面も持つことができます。
植える木は、舞い飛ぶ砂を止めなくてはならないということもあり、比較的成長が早いポプラを植えることが多いのですが、緑化支援活動をプロデュースしているセルゲレンさんは、これまで、他の苗もいろいろ試しました。
果樹を植えるというのもそのひとつ。アンズの苗を3ヘクタールほどの土地に植えたところ、2、3年で実がなるようになり、年間10万円程度の収益を生んだという実績も残しました。ほかにもブンカンカやサチという中国の果樹も植えました。どれも昔からこの地域にあった果樹で、土地に適した植物。かつての姿を取り戻すにはうってつけの果樹でした。
単一品種だけではなく、いろいろな種類の木を植えて多様性を持たせる。それも大切なことだとセルゲレンさんがおっしゃっていました。