内モンゴルとの絆

 
蒼き狼とは?
 
蒼き狼とは?
モンゴルで動物というと、馬や牛、羊などの家畜が思い浮かぶことが多いのですが、もちろん、野生生物も生息しています。
リスやネズミ、ウサギなどの小動物や、クマ、ヒョウ、ヤクなどの大型の動物もいます。
そんななかでもオオカミは特別な存在のようです。
「蒼き狼」。
「上天より命ありて生まれたる蒼き狼ありき」と、中世モンゴルの歴史書・『元朝秘史』に記されています。
井上靖の小説にもあるその名前は、モンゴル民族の祖であり、そこから転じてチンギス・ハーンを「蒼き狼」とも称し、小説や映画のタイトルにもなっています。
そんなオオカミですが、近年の開発や密猟、森林・草原火災などによって野生種が減少しているようです。そのため、保たれていた均衡が崩れ、思いも寄らない被害が発生しているのも事実。
野生生物を神聖な存在として崇めるというのは、世界どこの国にもあります。「蒼き狼」、その姿はどのようであったのか……。想像力を掻き立てられます。