内モンゴルとの絆

 
支援活動に求められていること
 
支援活動に求められていること
7月、熊本県を中心に九州や中部地方など各地で集中豪雨が発生、大きな被害がありました。普段の生活が一瞬で変わってしまう。とても悲しいことですが、大きな災害が毎年のように発生しています。
今年の災害では、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して、なかなか災害ボランティアの方々が集まらないことがニュースなどでも報道されていました。近年日本では、災害ボランティアが不可欠な存在になりつつあるのがわかります。
災害が発生すると、警察や消防、大きな災害の場合には自衛隊も出動してライフラインの確保や行方不明者の捜査にあたります。ふさがれた道路や停電などが解消され、仮設住宅などを設置すると、警察や消防、自衛隊の任務は完了します。しかし、床上浸水で荒れた自宅や倒木で倒壊した家屋は、それぞれの持ち主が復旧しなければなりません。普段の生活をしながらの復旧。そんな場合にも、災害ボランティアが活躍します。
「僕が被災地に行ったら、まず、その町を歩きます。そうすると遠くを見ながらぼーっと座っている方がいるんです。『どうしましたか? 何かお手伝いできること、ありますか?』と聞くと、『家がひどくて、もう駄目だ』と途方に暮れている。そんな方とお話しして、勇気づける。それがまずやらないといけないことですね」。時間のある限り災害ボランティアを続けている方が話してくれました。
「もうこのままおじいちゃんのとこに行っちゃおうかと思ったんだ。だけど『おばあちゃん、片付け、手伝うよ。これは捨てていいの?』なんて若い子が一生懸命動いているのを見て、これじゃいけない。もっと生きよう、がんばろうって思えました」と、被災者のご老人が話してくれました。
何より大事なのは、被災地の方々の心に寄り添うこと。そして、続けること。このふたつが求められていることだと多くの災害ボランティアの方が言っていました。
私たちが続けている内モンゴルの緑化支援活動も、そろそろ20年になります。毎年毎年の歩みは小さな一歩ではありますが、この20年の活動は大きなものになってきています。