内モンゴルとの絆

 
みんな仲よく「共生」
 
みんな仲よく「共生」
金鋒博士がお考えになっていることのひとつに「共生」があります。
「共生」、「共に生きる」ということ。NS乳酸菌の研究に携わっていらっしゃる研究者が「共生」? ちょっと不思議に思うかもしれませんが、人間は菌の働きに助けられて生きていると金鋒博士がお話ししていました。
消化器官のなか、口から食道、胃、腸などは食べたものの通り道、外界と接するところです。そこでは無数の菌が働き、悪い菌が入らないように守ってくれたり、消化を助けてくれたりしてくれるそうです。もちろん皮膚でも、菌は私たちの身体を守ってくれています。菌の働きがなかったら、私たちが生きていくのは困難なのかもしれません。
犬や猫などの動物も、土を口にしたり、動物どうしなめ合ったりしています。これは菌を取り込むための行動だとのこと。
「共に生きる」というのは、菌とのつきあいだけでなく、動植物や人間どうし、私たちの生活、何にでも言えます。みんなで協力し合い、助け合うことでやっていけるということなのですね。