内モンゴルとの絆
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はじめてづくしの視察
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私たちのツアーでは、緑化支援をしているダラス村への視察だけでなくジェルメロードで紹介している塩やシリンゴル重曹の採掘現場、味噌の製造工場など、内モンゴル商品を作っている現場にも行ってきました。
視察している最中、海外の人たちが視察に来るのははじめてだということで、現地メディアの取材が入ったこともありました。
なかでも思い出深いのは、シリンゴル重曹の現地視察のとき、この製造現場に海外からの民間人が入るのははじめてだということで、現地の社長はじめ多くのVIPに出迎えていただきました。
お昼前に現地に到着、昼食会からスタート。歓迎の意味もあり、食卓にはお酒が並び、現地の方々にすすめられ、お酒がすすみ、視察に参加したスタッフは、これ以上飲めないくらいのお酒をすすめられ酩酊状態。
それから応接間に移り、お互いの意見交換が行われました。現地のVIPも勢ぞろいしているということもあって応接間は、昼食会の歓迎ムードとは一変、ピリピリとした緊張感に包まれていました。静まり返った部屋のなかで、VIPが歓迎の言葉をのべている最中のこと、バタンと大きな音が鳴り響きました。私たちのスタッフのひとりが椅子から転げ落ちたのです。ヒヤッとしましたが、それまでニコリともせず歓迎の言葉をのべていたVIPが、ちょっとニッコリ。その場が和んだのを覚えています。歓迎の場とは言え、飲み過ぎは気をつけないといけないですね。