金鋒先生一代記
-
金先生、猛勉強の日々
-
金先生がご結婚されたころ、奥さまは若くて優秀だったのに比べ、金先生は、モンゴル人で、中国の大学にも行っていないし、
入試にも3回落ちて大学を断念、研究所に勤める日々を送っていました。
ご両親が反対するのもわかります。
生まれたところや、過去の学歴は変えることはできませんが、これからのがんばり次第で、最終学歴は変えることができます。
奥さまのご両親に「私は、将来、博士になります!」と宣言した金先生は、さらに勉学に励むようになりました。
学校も中国ではなく「海外の大学に行こう!」と、英語も猛勉強。
「絶対に『博士号』を取るのだ!」という硬い決意と努力が実を結び、日本で一、二を争う名門、東京大学に入学することが決まりました。