金鋒先生一代記
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不治の病を克服したい
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いまでこそ、乳酸菌や腸内環境が、身体に大きく関係していることが一般的に知られるようになりましたが、金先生が乳酸菌の研究をはじめた当初は、そうではありませんでした。
20年前、乳酸菌の研究に資金を提供してくれる人も団体もなく、そんな状況を打破するために、各地で講演を繰り返し、理解者を探して歩きました。
金先生の著書「乳酸菌革命」は、理解者を探すために書かれた書籍です。遺伝学の先生からも「なぜあなたは、遺伝学とは違う研究をしているのですか?」とお叱りを受けたそうです。
もともと金先生が遺伝学を志した動機は、「不治の病を克服したい。そのためにはDNAや遺伝のナゾを解明する必要がある」と思ったからです。しかし、DNAゲノム解析が進んでも、不治の病の克服は、依然、難問でした。
そんなときに、乳酸菌と出会ったそうです。金先生と乳酸菌との出会いから20年、金先生の研究は、「不治の病の克服」に向かって歩んでいます。