金鋒先生一代記
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人類学の恩師も称賛した乳酸菌研究
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乳酸菌研究を始めた最初のころ、金先生は、東京大学でお世話になった人類学の教授に、乳酸菌研究の報告をしました。そうしたらその教授から「なんで人類学の研究室にいたのに、バクテリアの研究なんかしているんだ!」と怒られてしまいました。

「いや違うのです。人間の行動とか思想などにもバクテリアは影響を与えているのです」と、金先生。さらに「私の論文をちゃんと読んでますか?」と切り返しました。おそらく全部は読んでいなかったのでしょう。
しばらくしてその教授、双極性障害という病気になってしまいました。
金先生は、「この病気は、腸内細菌の問題ですから、乳酸菌を摂取すべきです」とアドバイス。最初は、信じてくれなかったそうです・・・。
その後、人類学教室の百周年の記念式典がありました。その教授、生徒300名くらいが集まっている前で、「金君に申し訳ないことをした。バクテリアとの共生とか、そのような研究に不満を感じて、彼を叱ってしまったのですが、彼の研究は、みんなの前を進んでいる、本当にすばらしい研究です」と、称賛してくれました。




